徳山ダム建設中止を求める会・事務局ホームページ



要 請 書

2003年10月8日

愛知県知事 神田真秋 様

徳山ダムをやめさせる会

共同代表  伊藤達也
共同代表  在間正史

          徳山ダム建設事業からの撤退を求める要請書

 貴職におかれましては、愛知県民の生活を守り、より良い県土づくりに奮闘されていますことに敬意を表します。
 さて、徳山ダム建設事業に係る建設費の追加負担が、全体で1010億円となることが明らかになりました。「水余り」が著しい当地で不要な水資源開発事業として批判を受けている本事業が、さらに自治体への負担、ひいては県民負担を増やすことは、全く県民の合意を得られるものではないと考えます。貴県の取得予定水利権毎秒4立方b(上水毎秒4立方b)が利用される可能性は全くありません。
 独立行政法人水資源機構法13条3項によれば、事業実施計画変更時には利水者から意見聴取をするとともに、費用負担の同意を得なければならない、とされています。徳山ダム建設事業に決定的な影響を与える立場にある貴県の動向は全国が注視しています。
 私たちは、木曽川水系の水環境を守り、県民への不要な財政負担を避けるために、下記のとおり要請しますので、誠意ある回答をお願いします。

 1 徳山ダム事業から撤退すること。

 2 徳山ダム建設事業に係る建設費の追加負担に同意しないこと。




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