徳山ダム建設中止を求める会・事務局


イベント予定 2006

「大西暢夫 写真展」 2006年9月1日(金)〜3日(日) 大垣市スイトピアセンター ※広報期限終了
徳山ダムの建設により、壊れていく徳山村の風景や村を離れていく人たち、なお故郷に残ろうとする人たちを継続取材し、カメラで追い続けた写真家・
大西暢夫さんの写真展が岐阜県大垣市のスイトピアセンター第4展示室で、9月1日から三日間開かれます。会場ではビデオの上映が行われるほか、2日(土)午後2時からは、大西さんの講演も予定されています。村の人々との長い間にわたる交流から生まれた優しさあふれる作品が広がります。この写真展は、写真評論家の飯沢耕太郎さんをはじめ、脚本家の小山内美江子さん、安曇野ちひろ美術館・館長の松本猛さん、それに音楽家、映画監督、作家、ジャーナリストら各界で活躍している大勢の人たちの推薦を受けています。問い合わせは、「大西暢夫さんの写真を見る会」(主催):近藤ゆり子 TEL/FAX 0584-78-4119までどうぞ。

恒例「徳山キャンプ」開催 2006年8月19・20日(土・日) ※広報期限終了
水の買取り先が決まってもいないのにダム堤体は完成してしまった。計画通り、この秋には試験湛水を始めるという。水を使う人もいないのに水を貯める“役立たずダム”―。国側が湖底に水に沈めようとしている旧徳山村で今年の夏もキャンプを開きます。夏休み中の子供さんの自然学習にふさわしいキャンプです。8月19日(土)の午後1時、JR大垣駅北口に集合、出発して、20日(日)の午後には戻ります。参加費用は、一人3000〜3500円ぐらいで子供は無料です。食事と飲み物は準備します。今年もバーベキューが山盛り。安全な‘和牛’の焼肉ジュージューも。コーヒーの好きな向きは「徳山の水」をお試しください。参加される場合は、寝袋や毛布、長袖のシャツ、雨具など一般的にキャンプに必要なものをご持参ください。問い合わせ、申し込みは事務局へどうぞ。

「湛水していいの? 徳山ダム」 ― 大垣集会 ― 2006年7月22日(土) 13:30〜 ※広報期限終了
水資源機構はこの秋にも徳山ダムの試験湛水を強行しようとしています。それを前に私たち「徳山ダム建設中止を求める会」はこのまま試験湛水を許してよいのかを広く社会に問うための集会を大垣市(岐阜県)で開催します。「ふるさと」を追われ、湖底にそれぞれの人の歴史を沈められてしまう巨大公共事業の先に一体、何が残るのか―。失ってしまうものの価値を「徳山ダム」という事業が埋め合わせることができるのか―。取り返しのつかないことになりはしないか―。徳山ダム建設を進めた国策に誤りはないか―を、あらためて私たちは考えます。
岐阜県大垣市スイトピアセンター(学習室3)大垣市室本町5-51/午後1時開場、1時30分開始/主催:徳山ダム建設中止を求める会、徳山ダムをやめさせる会。資料代 500円。問い合わせは、徳山ダム建設中止を求める会・事務局へ。

「村瀬惣一さんを偲ぶ会 ― 遺作パステル画展」 2006年3月21日(祝) ※広報期限終了
soichi.JPG清流を腐臭漂うまで汚濁させ川の生命を奪って、なお周辺に異質な姿をさらし続ける「長良川河口堰」の建設差し止め運動の旗を振り、全国の市民の心を揺さぶって建設反対の輪を広げた「村瀬惣一」さんが去年3月、82歳で亡くなられた。徳山ダム建設反対運動の要でもあった。早いもので間もなく一年になる。不条理に体力を奪っていく病と厳しい裁判闘争の日々は、苦しさに満ちていたに違いない。壮絶だった。闘争半ばでの無常は、過酷であることに余りある。村瀬さんは、物静かで穏やかな笑みをたたえて話しかけるのが常だった。しかし、係争相手の関係事業者側と直接に対する際は、胸を張り、迫力のある声で、若い行政職員らに事業の誤りを激しい調子で訴え続けた。そこには、世に云われた「むらそう」の姿があった。「だれのための行政か!誤りに目を閉ざしてはならない―」、言葉の外に聞こえてきそうだった。村瀬さんは、日本が戦争をしていた当時、戦車隊の陸軍少尉として中国に従軍した。「官僚の暴走を許してはならない。今も官僚の体質は変わっていない」と話していた。無責任に公共事業を推し進める官僚を信用していない。行政職員と対するときは余計に力がこもった。戦争を引き起こす誤りを犯した官僚と無駄な公共事業を強行し国民行政を誤る今の官僚とが重なり合ったに違いない。こうした激しい闘争の一方で絵を描くことを趣味としていた村瀬さんは、長らく「パステル画」にその才能を傾注した。そこは静謐の世界だった。自らについて多くを語ることのなかった村瀬さんのパステル画を知る人は多くない。遺された作品は、真に村瀬さん存在そのものの「正しく、潔く」在ることを語っているかもしれない。自由・平等・博愛を標榜するフランスに憧憬し、その風景を表現したパステル画など約30点を展示して、優しく人権とは何かを語っていた村瀬惣一さんを偲びます。2006年3月21日(祝)/JR岐阜駅2階(東)
ハートフル・スクエアーG・中研修室/11:00〜18:00/入場無料・カンパ歓受。

イベント予定 2005

シンポジウム「河川管理と住民参加」 2005年12月3日(土)13:00〜18:00 ※広報期限修了
日弁連=日本弁護士連合会では、公害対策・環境保全委員会35周年記念の連続企画として、大阪弁護士会館で12月3日午後1時から6時まで「河川管理と住民参加」というテーマでシンポジウムを開くことになりました。元アメリカ内務省開墾局グレンキャニオン環境研究所主任研究員のデイビッド・L・ウェグナー氏の特別報告が行われるほか、徳山ダム裁判の弁護団長で日弁連公害対策・環境保全委員会委員長の在間正史弁護士がパネリストとして加わるパネルディスカッションなどが予定されています。川と人とのより良い関係を築く流域管理はいかにあるべきなのかなどを考えます。多くの市民参加が期待されています。
日本弁護士連合会HPへ

「徳山キャンプ2005」開催日程 2005年8月20・21日(土・日) ※広報期限終了
工事現場で作業員の中に犠牲者を出しながら徳山ダムの完成を急ぐ水資源機構は、ダムの堤体工事を今年秋にも終え、来年(2006年)の秋には試験湛水に入ろうという構えです。湛水の準備が始まれば、旧徳山村を訪れることができなくなることも予想され、これまで毎年、夏休み中に開催してきた旧村内での恒例「徳山キャンプ」は今年で最後になるかもしれません。豊かだった自然環境がキズつき、ズタズタにされ、なお破壊が強行される旧徳山村に多くの市民が集まり、ダムに反対する声を結集し、広く社会にアピールしていきたいと考えています。集合・出発:20日(土)13:00、JR大垣駅北口。21日(日)午後に早めの帰着。参加費:3000円〜3500円程度(子供は無料)。食事・飲み物は準備します。参加者各自が用意するもの:寝袋or毛布。長袖シャツ。雨具など。<できるだけ> my箸、myコップ、my皿。テント、シートをお持ちの方はご持参下さい。参加申し込みは、
事務局へどうぞ。

在間弁護士と行く「導水路」現地見学バスツアー 2005年4月29日(祝) ※広報期限終了
「徳山ダムをやめさせる会」では、国土交通省が徳山ダム事業に続く東海地方での新たな大型プロジェクトとして目論んでいる「木曽川水系連絡導水路」計画に関連し、導水路とはどういうものかを把握するため、すでに運用されている導水路など施設の現地見学会を行うことになりました。当日は、愛知県犬山市にある名古屋市上水道の取水口や導水路、春日井市に設けられている浄水場や幹線送水路、愛知用水の庄内川サイフォン橋などを貸切りバスで見学して廻ります。「水余り」の中、使い道のない徳山ダムの水を都市部に無理やり送ろうという「導水路」計画を考えます。気さくで優しい在間正史弁護士の解説を受けながら、社会見学感覚で廻る楽しいバスツアーに参加しませんか! 多くの市民の参加をお待ちしています。土木工学系の学生の皆さん、報道関係の方もどうぞ。集合:名鉄犬山線「犬山駅」東口 09:10。解散:JR中央線「大曽根駅」 17:00。参加費:3000円。申し込みは、当事務局 TEL0584-78-4119 または「徳山ダムをやめさせる会」(名古屋市中区丸の内3-1-1 名古屋水道労働組合 TEL052-971-3105)へ。このツアーは、
「Earthday 2005」イベントに登録しています。

「市民による日本水フォーラム」・「水問題研究交流会」 開催 2005年3月13・14日 ※広報期限終了
『水の未来と流域管理』をメインテーマに「第2回市民による日本水フォーラム」が、岐阜市のホテルで開かれます。前回に続いて、自治労連公営企業評議会による「第23回水問題研究交流会集会」が併せて開催されます。奮ってご参加下さい。開催要項:「第2回市民による水フォーラム」 3月13日(日)13:00〜17:00。岐阜市の国際観光旅館ホテル「パーク」コンベンションホール。開会宣言=伊藤達也金城学院大学学長補佐、基調講演=大熊孝新潟大学教授。パネルディスカッション。交流会17:30〜20:00。/「第23回全国公企 水問題研究交流集会」 14日(月)同ホテル。09:00〜12:30。「上下水道の財政(企業会計)講座」・6分科会。詳細予定や参加費などについての問い合わせは、TEL052-971-3105(名古屋水道労働組合)まで。

美ら海・辺野古の10ヶ月写真展 2005年3月7日〜13日 ※広報期限終了
日本リアリズム写真集団会員の浅見裕子さん撮影の写真展が3月7日(月)から13日(日)まで、名古屋市中区栄のセントラルパーク内、市営地下鉄久屋大通駅の北口コンコースに設けられている市民ギャラリーで、沖縄・辺野古の写真展が開かれていますので、お立ち寄り下さい。3月11日(金)の午後6時30分からは、このギャラリー近くの名古屋市教育館・第8研修室で、浅見裕子さんと小林まさかずさんによる講演会も予定されています。浅見さんは「たくさんの人に辺野古のことを知ってほしいので、是非お誘い合わせてお越しください!」と呼びかけています。問い合わせ先 TEL052-895-8516。

徳山ダム導水路問題学習会 2005年3月7日(月) 午後6時開始 ※広報期限終了
巨費を投じて徳山ダムの建設を進めているものの、気がついてみれば開発水の導水システムがない?―。国が俄かに目論む「木曽川水系連絡導水路」計画。徳山ダムの事業費負担を強いられる愛知県や名古屋市など関係自治体は、「水は余っている」といって、受け入れ容量を大幅削減したにも関わらず、国は、さらに徳山ダムの開発水を補給し、渇水対策のため導水システムが必要だとして、早期具体化を目指し、検討を始めました。その事業費概算700―900億円にのぼるといわれ、万博・空港に続く東海地方の新たなプロジェクトとして浮上してきました。この導水路問題をめぐる学習会を3月7日(月曜日)夕方6時から(開場5時)、名古屋市中区新栄町2の「名古屋YWCA」303号会議室で開きます。木曽川水系の問題を採り上げたVTRの上映も予定しています。多くの市民の参加をお待ちしています。会場:名古屋YWCAビル、名古屋市営地下鉄「栄」駅5番出口から東へ徒歩2分。

荒崎水害訴訟・訴状学習会 2005年2月26日(土) ※広報期限終了
荒崎(大垣)水害訴訟は、なにを求めているのか…。〜水害のないまちづくりのために〜
本来、「遊水地」である地域に岐阜県・大垣市は積極的に住宅開発をして市民に分譲した。いったん河川が氾濫すれば水は「遊水地」に逃げる。そこを住宅地として造成すれば浸水被害を受けることは疑問の余地はない。行政は平然として宅地販売したのである。責を問われて当然である。2002年7月、台風6号大雨による大谷川右岸洗堰からの越流で、荒崎地区では床上309戸、床下173戸が悲惨な浸水被害を受けた。この荒崎地区の人たち179人が慰謝料などを求めて争っている「荒崎水害裁判」の“訴状学習会”が2月26日(土)夕方6時45分から20時30分までの予定で、大垣市檜町357にある西部研修センターで開かれます。原告の皆さんは、勇気を奮って裁判を起こしました! 原告の声を直接、聴いてみませんか。




イベント予定 2004

「徳山キャンプ2004」 8月21・22日開催! ※広報期限終了
徳山の歴史を水底に沈めるな!――。徳山村の歴史の学習や豊かな自然環境を体感するとともに、ダム建設に抗議する「徳山キャンプ」は今年で9回目を数えます。事業の後戻りができないよう堤体の盛り立てを急ぐ国土交通省と水資源機構に、私たち市民による「徳山ダム反対」の意思を重ねてはっきりと表すため徳山村に集結しましょう。徳山は、キャンプの回を追うごとに姿を変えてしまっています。次代を担う子供たちには破壊されてゆく自然、貴重な動植物が失われてゆく現実を、徳山の過去を知る人たちにはその姿を記憶するために。「なぜ、無用な巨大公共事業の建設を許してしまう社会状況ができるのか」などを改めて考えるキャンプにしませんか。今回も企画担当の野村正男・事務局員による約60人分の飛騨牛・バーベキュー大会“これでもか!腹いっぱい”を予定しております。奮って、ご参加ください。申し込みは、事務局へお願いします。

徳山問題学習集会「今こそ中止を!徳山ダム 国会議員大いに語る」開催 ※広報期限終了
時:4月24日(土)午後1時30分〜4時30分(開場:午後1時)
於:生協生活文化会館ホール(名古屋市千種区)名古屋市営地下鉄・東山線/名城線「本山駅」(4番出口)徒歩2分 地図へ

パネリスト
 参議院議員 中村敦夫氏(みどりの会議・公共事業チェック議員の会々長)
 衆議院議員 河村たかし氏(民主党 愛知1区選出)
 参議院議員 八田ひろ子氏(日本共産党 愛知選挙区選出)

 愛知県と岐阜県は、徳山ダムによって取得する水利権の削減を表明しました。名古屋市も同様の削減表明をする見込みです。国土交通省は、自治体が返上した利水容量を治水容量に振り替える意向を示しています。これでは目的を失った公共事業を継続するために、後から理由をつける「公共事業のための公共事業」と言わざるをえません。私たちの税金と水道料金使いたい放題の、世紀の愚挙を今こそ止めさせましょう。

 あの一審「判決」は何だったのか―。
 財政逼迫の利水自治体は「水余り」を事実上、認めているのに―。なぜ、自治体は認めたのか。
 環境破壊を許さない国会議員と東海の地元選出国会議員が問題を引き剥がす徹底検証!
 徳山ダム、無駄の証明。
 ふつうの市民参加型集会、開催!

参加費:500円

主催:徳山ダムをやめさせる会/徳山ダム建設中止を求める会
連絡先:名古屋市中区三の丸 3-1-1(名水労気付)052-971-3105
    岐阜県大垣市田町 1-20-1 (徳山ダム建設中止を求める会・事務局) 0584-78-4119

「アメリカの“ダム撤去”から学ぶ」 3月28日(日)+前日27日(土)徳山ダム建設現場視察 ※広報期限終了
@13時30分〜17時、愛知中小企業センター/講演:ジェームズ・F・ジョンソン博士(元米国開墾局総裁)、デビッド・ウェグナー氏(元陸軍工兵隊本部の最高幹部)、尾田栄章氏(第3回世界水フォーラム事務局長・旧建設省河川局長)/質疑応答:コーディネーター=粕谷志郎・岐阜大学教授、青山己織氏(「ダム撤去」翻訳者)
A18時30分〜20時30分、安保ホール/ゲストと市民の勉強会 「河川再生への道 行政、研究者、NGOが果たすべき役割」
主催:リバーポリシーネットワーク。問い合わせTEL 090-7952-2882(高木)

公開シンポジウム「豊川を考える」 ―(設楽ダム問題)― ※広報期限終了
2月14日(土)午後1時〜午後4時30分 愛知大学豊橋校舎・記念会館小講堂(豊橋鉄道渥美線・大学前駅下車)
講演:大熊孝・新潟大学教授
パネリスト:大熊孝・教授、在間正史・弁護士、市野和夫・愛知大学教授、松倉源造・豊川を勉強する会代表
主催/問い合わせ先:名古屋弁護士会(052-203-0725)



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