やめよ!徳山ダム No.68 (2006. 7.11)


やっぱり不当だ!
徳山ダム裁判控訴審(行政訴訟)判決
「控訴棄却」7月6日(木) 言い渡し → 上告します

 「一審と同じ」・・・このことが判決前(7月4日)に漏れだしていました。高裁判決は、私たちの原審批判の主張書面に何も応えていません。つまりは、何の判断もしていません。第二審としての役割を、名古屋高等裁判所民事第4部(野田裁判長)は、放棄しました。 「裁判とは?」「裁判所とは?」が問われて続ける一方、”司法の自殺”があからさまになっていく昨今です。この「立憲主義の決壊現象」を食い止めていきましょう。

 ☆ 住民訴訟控訴審判決言い渡し 8月31日[木]11時〜 名古屋高裁

湛水していいの?徳山ダム 〜7.22大垣集会〜

歴史ある徳山村を丸ごと6億6000万トンの巨大ダムの湖底に沈める・・・何のために?
離村した人々への約束は反故にされようとしている。生態系は破壊され、イヌワシ・クマ タカは確実に絶滅へと向かう。巨額の償還金が、私たちの肩にのしかかってくる。・・・私たちは、次の世代に責任がとれるだろうか?

 日時:06年7月22日(土)  13時開場 13時30分開始
 場所:大垣市スイトピアセンター・学習室3
 主催:徳山ダム建設中止を求める会/徳山ダムをやめさせる会
 内容:控訴審判決報告 / 湛水以前に解決すべき課題  資料代500円

  滋賀県知事選 (7月2日投票)嘉田由紀子さん勝利!

淀川水系流域委員会の周囲に吹き始めた「時計の針の逆戻し」風に抗して、「歴史を進める」風を呼び起こそうとしています。自分の応援した選挙が久しぶり(初めて、とまでは言わない・・・)に勝ちました♪♪

    恒例:徳山村キャンプ 8月19日(土)〜20日(日)

水機構・国交省は、解決すべき問題を何ら解決しないまま、秋から湛水を強行しようとしています。「最後にしないぞ!」の決意を込めて、恒例のキャンプを行います。19日(土)13時 JR大垣駅北口集合出発。20日(日)の午後の早め帰着。参加費:3000円〜3500円程度(子供は無料)。食事・飲み物は準備します。参加者各自が用意するもの:寝袋or毛布。長袖シャツ。雨具など。<できるだけ> my箸、 myコップ、my皿。 また、テント、シートがあれば。お申込み・お問合せは、事務局・近藤へ

 違法な支出を予定する徳山ダム・・・岐阜県議会で古田知事答弁

 地方財政法からいっても、水道法からいっても、一般会計からの支出は違法だ。(「法の予定しないところ」言い換えても同じこと)「無い袖振っての徳山ダム建設」ということがまた明らかになった。徳山ダム建設を推進した挙句に、岐阜県が赤字再建団体に転落するか? 岐阜県が大垣市等に押しつけて大垣市等が赤字再建団体に転落するのか?ババ抜きのごとし。いずれにしても「だから言ったじゃない」である。


河川官僚からの宣戦布告〜吉野川水系河川整備計画策定へ〜

昨年秋からの「常軌を逸したスピードの河川整備基本方針策定作業」のトップを切っての吉野川水系河川整備基本方針策定。いろいろあっての06.05.23の突然の四国地方整備局発表。

  吉野川水系河川整備計画【素案】等について
 吉野川水系河川整備計画【素案】−吉野川の河川整備(直轄管理区間)−を別添資料  のとおり公表いたします。   (以下略)

 流域委員会なんてモタモタするものは設置しない、「素案」も一方的に作ってから提示する、という方法を宣言しました。「まるで15年前に戻ったような気がする」とHさんが慨嘆する通りです。あの吉野川水系でそれをやるかぁ?!です。このベクトルの中で「木曽川水系ふれあい懇談会」もあります(06.06.01 発表)

−大西暢夫写真展−  僕の村の宝物〜ジジババ徳山村物語

 2006年9月1日(金)〜3日(日)   10:00〜17:00(最終日 〜15:00)
 大垣市スイトピアセンター・第4展示室   後援:大垣市教育委員会など
主催:大西暢夫さんの写真を見る会 大垣市田町1-20-1(近藤方)TEL/FAX 0584-78-4119


徳山ダム建設中止を求める会 代表:上田武夫
                      編集責任:近藤ゆり子


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