徳山ダム建設中止を求める会・事務局


《お知らせ 2006》

徳山ダム裁判控訴審・行政訴訟判決 7月6日(木) 13:30 開廷 ※広報期限修了
「国の水需要予測は不合理とは断定できず、徳山ダムの事業認定に誤りはない」として、私たちの差し止め請求を退けた岐阜地方裁判所の一審判決を受けて、名古屋高等裁判所に不服申し立てた控訴審はこの3月17日に審理が終結し、判決言い渡しが7月6日(木)午後1時30分から行われることが決まりました。控訴審は、審理の進捗がきわめて遅く第1回口頭弁論から判決期日まで約2年に及ぶことになりました。その一方で、急ピッチで進めれられていたダム本体の盛り立て工事は完了するに至り、既成事実が着々と積み上がっていく中での判決言い渡しです。一般傍聴の希望者が多い場合は抽選になり、抽選のための番号札の交付は午後1時開始、抽選は1時10分から始まります。原告・支援者の皆様、言い渡しが行われる2号法廷には、西門から入ります。午後1時前にはお集まりください。


《お知らせ 2005》

徳山ダム裁判控訴審期日 5月12日(木)13:30 開廷 ※広報期限終了
わずか5年間で実に“200億円”。国土交通省出身者らが役員として天下りした財団法人に自分たちに都合の良いように徳山ダムに関連する環境調査名目の契約をしていた、と報道されました。これに国土交通省は詭弁を弄して正当化し、「問題はない」という。納税者である市民の理解を得られるでしょうか。それでも徳山ダムの建設工事は、現場作業員に犠牲者を出しながら何事もなかったように急ピッチで進んでいて、来年秋にには試験湛水に入るという。一方で訴訟審理は進まない。事業認定(4号事件)と住民訴訟(3号事件)の控訴審が5月12日(木)に名古屋高等裁判所で開かれます。
徳山ダム裁判・総合目次

徳山ダム裁判控訴審期日 2月10日(木)13:30 開廷 ※広報期限終了
「徳山ダム建設中止を求める会」が国などを相手に争っている「徳山ダム事業認定取消および収用裁決取消請求事件」(4号事件)の控訴審第4回審理が2月10日、名古屋高等裁判所で開かれます。この中で、私たちは金城大学の伊藤達也教授、岐阜大学の富樫幸一助教授、元東京都環境科学研究所の嶋津暉之氏の3人の研究者を控訴人側の証人として法廷に招請できるよう求める予定です。3人の証人には、フルプランの問題点や利水安全度の問題、さらに国が打ち出している揖斐川の洪水対策などについて反論していただく考えです。この1週間後の2月17日(木)10:00からは「公金支出差止等請求控訴事件(3号事件)」も同じく名古屋高等裁で開かれることになっています。



「徳山ダム建設中止を求める会」は、全国の市民の支援で活動を進めています


《 お知らせ 2004》

「メ〜テレ」が徳山ダムを問い直す! 12月20日(月)深夜 1時26分〜(25時26分〜)放送 ※広報期限終了
徳山ダム問題や長良川河口堰問題に強い関心を寄せ、長期にわたり取材を重ねている名古屋のテレビ局「メ〜テレ」(名古屋テレビ)が、「水はいくらだ ダムと河口ぜき」というタイトルで12月20日25時26分からドキュメンタリー番組を放送します。各位、お見逃しのないように。http://www1.nagoyatv.com/top2003/program/index02.html

徳山ダム裁判 控訴審第3回審理期日 11月30日(火)10:00 開廷 ※広報期限終了
徳山ダム裁判を構成する「事業認定取消および収用裁決取消請求事件(4号事件)」と「公金支出差止等請求控訴事件(3号事件)」のうち、水需要が見込めない徳山ダムの建設費を負担することは違法であり、すでに支払われた費用の賠償と、将来に発生する支出をしてはならないとして岐阜県知事らを相手に求めている3号事件の控訴審第3回審理が11月30日(火)午前10時から名古屋高等裁判所で開かれます。この審理で、私たちは新たに資料請求を行うことになっています。将来、一方的に費用負担を押し付けられ、水道料金の引き上げにもつながる徳山ダム問題の訴訟を市民の皆さまにも納税者の一人として傍聴されるようお勧めします。集合:2号法廷西側入り口前、9時45分。

徳山ダム裁判 控訴審第2回審理期日 9月30日(木)10:30 開廷 ※広報期限終了※
去る7月19日、名古屋高等裁判所で控訴審に入った徳山ダム裁判の第1回口頭弁論で、私たちは「木曽川水系の水は余っいるのが実態で、将来の水需要の伸びもないにも関わらず、さらに徳山ダムを建設することは無駄であり、国民、県民に経済的負担を強いるだけでなく、計り知れない環境破壊を招くことになり、事業認定は間違っている」と改めて主張し、さらに「去年暮れ、岐阜地方裁判所が出した判決後、徳山ダムの開発水を受け入れる自治体が将来の水需要予測を次々に下方修正し、事実上、水余りを認めるなど、国の計画が誤っていることが歴然としている」などと訴えました。この審理の続き第2回口頭弁論が9月30日木曜日、午前10時30分から開かれます。原告をはじめ、支援者の皆さま、また直接本件裁判に関係のない納税者の皆さま、ご多用のところ恐縮ですが、裁判所傍聴席に入られ、審理の行方を見守られるようお勧め致します。集合:名古屋高等裁判所(裁判所合同庁舎)1階ロビー、午前10時00分。

徳山ダム裁判 控訴審第1回審理期日 7月13日(火)10:00〜10:30 ※広報期限終了※
去年12月26日、年末の慌しい中で世論の目から隠すように岐阜地方裁判所(林道春裁判長)は、私たち徳山ダム建設中止を求める会が争っている徳山ダム裁判の第一審判決で、訴えを悉く蹴散らし踏みにじり、歴然として誤っている国や水資源開発公団(現水資源機構)の事業計画を容認し、国民との間に果てしなく高く、厚い壁を築いて、権力に浸り、道理のない判断を示して司法に対する不信感を募らせた。受水自治体が明確に「水余り」を認めるなど巨大水資源開発施設が既に時代に合わないことは社会常識となっているにも関わらず、その常識に目をそむけ、完全に判断を誤った岐阜地裁の歴史に残る最悪の「不当判決」を受け、私たちは直ちに控訴準備に入り、今年1月7日、名古屋高等裁判所にその手続きを行い、「何が正しいのか。それでも、徳山ダムは必要なのか」を問い、事業の完全中止を勝ち取ることを目指し、引き続き裁判闘争を行っていくことにしました。その控訴審の第一回審理が名古屋高等裁判所で、7月13日(火曜日)に開かれます。徳山ダム事業をめぐる環境は、提訴当時とは大きく変化をみせ、事業費増額に係わる諸問題で関係自治体の計画に対する姿勢の変化も生じるなど、場合によっては工事凍結という事態も予想される状況のなかで開かれる控訴審になり、社会的に増して関心が強くなっています。関係各位をはじめ、ご賛同いただいている市民の皆さまには、ご多忙の中、重ねてご足労をおかけ致しますが、万障繰り合わせて傍聴に臨まれることを強くお勧め致します。集合:午前9時30分。名古屋高等裁判所(裁判所合同庁舎)1階ロビー

住民監査請求を行います ※広報期限終了※
関係各位。事業費増額問題で、岐阜、愛知、三重の3県が相次いで同意方針を表明する一方、木曽川水系の新たな水資源開発基本計画(新フルプラン)が閣議決定されるなど徳山ダム問題をめぐる事態は急展開をみせています。これを受けて、2県1市の各監査委員に対し、一斉住民監査請求を、急きょ、行うことになりました。
岐阜県分は6月18日(金)午前11時に岐阜県庁に集合。取りまとめ役は、近藤ゆり子・徳山ダム建設中止を求める会事務局長。愛知県分と名古屋市分については、18日午後2時、先ず、名古屋市役所本庁舎1階待合室に集合、文書の提出を行います。取りまとめ役は、竹内裕詞弁護士(徳山ダムをやめさせる会・副代表)です。
事態の急変に対応するため、スケジュールが非常にタイトになっていますが、時間に余裕のある方は、請求人となって、上記時刻に所定の場所にお集まり下さるようお願い致します。監査請求書は、下記リンク文書を印刷のうえ、住所・氏名・職業を記入、押印して頂き、また、ご家族、お知り合いの皆さまにもご賛同、ご記入頂き、結集されるようお勧め致します。
岐阜県分文書 愛知県分文書 名古屋市分文書

三重県と交渉 6月17日(木) 14:00〜15:00 ※広報期限終了※
県民の理解が得られるはずがない――。徳山ダムの事業費増額計画に伴って岐阜県、愛知県、名古屋市が利水容量の大幅削減方針を打ち出したあおりをまとも受けて、治水容量について負担を強いられている三重県は従来計画62億円から39億円増額され101億円にのぼる負担案を示されている。一方で、国土交通省中部地方整備局は新たな洪水調節計画を明らかにしたが、三重県民が受ける洪水調節機能は従来計画を上回るものではなく、事業費増額39億円は完全に無駄な費用負担になることは明白です。無駄とわかった長良川河口堰の事業費負担で苦しむ三重県は、それでも徳山ダムの事業費増額計画を受け入れるのでしょうか。「徳山ダムをやめさせる会」は、再び、三重県の事業関連担当者と面談し、問題をめぐり申し入れなどを行うことにしています。交渉担当:竹内裕詞弁護士(副代表)/問合せ先:TEL052-962-0550;FAX052-961-8090(さくら法律事務所)

徳山ダム「工事現場見学会」 開催 ※広報期限終了
独立行政法人・水資源機構中部支社は、今年も徳山ダムの工事現場を見学するバスツアーを岐阜、愛知、三重の市民を対象に実施します。開催日程は、5月25日/6月29日/7月27日/8月31日/9月28日/10月26日(いずれも火曜日)で、各回35人が参加できるようになっています。応募方法は、往復はがきに必要事項を書いて申し込みをします。定員を超えると抽選になります。水機構では「あなたの目で徳山ダムの工事現場を見てみませんか」というキャッチフレーズで見学者を募っています。納税者として、冷静に徳山ダムを評価するには好機ではないでしょうか。

三重県と交渉 2月10日 ※広報期限終了※
徳山ダムの利水機能を受益する岐阜、愛知の2県と名古屋市とは別に、治水機能を受益する自治体である三重県と2月10日(火)に交渉を行う予定です。国土交通省が一方的に打ち出している徳山ダムの利水・治水容量の変更が強行されれば、三重県の治水容量が増加することは避けられず、同県さらに無駄な建設費負担を県民に強いることになってしまいます。長良川河口堰問題で煮え湯を飲まされてきた三重県は徳山ダム建設事業についても、再び同じ過ちを繰り返すのか、踏みとどまることができるのか―。県の河川担当者との交渉の中で、問題点を訴えるとともに、県側の姿勢を質すことにしています。
当日は、「徳山ダムをやめさせる会」共同代表の在間正史弁護士をはじめ、「会」メンバーが参加する予定です。詳しいことにつきましては、事務局へお問い合わせ下さい。

名古屋市と交渉 1月30日 ※広報期限終了※
徳山ダムの利水自治体の一つで、その建設費の重い負担に苦しむうえ、さらに巨額増額の受け入れを迫られている名古屋市当局と1月30日(金)に「徳山ダムをやめさせる会」執行部が交渉を予定しています。木曽川水系水資源開発基本計画(フルプラン)改定へ向け関係機関で取りまとめ作業が行われている中、名古屋市が事業計画変更を受け入れるかどうか、今後の徳山ダム事業の成り行きが左右される、かつてない極めて重要な局面に立ち至っていて、名古屋市はそのカギを握っています。徳山ダムが完成すれば必ずやってくる建設費の支払いについて名古屋市は、市民の納得が得られる合理的判断を示せるかどうかか問われているのです。厳しい財政状況下、それでも上位機関の言うなりになって市民に増税を強いるのか―、これ以上、行政の失敗は許されない。名古屋市民は、市の判断に注目しています。
参加を希望される会員は事務局へお問い合わせ下さい。



SITE MAP  ≫ TOP