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徳山ダム水需要見直し
愛知県、発表は今月中旬に
徳山ダム(岐阜県藤橋村)の事業費大幅増をめぐり、水需要の見直しを進めている愛知県の神田真秋知事は二日、定例会見で「(木曽川水系の)ダム全体の供給能力の問題などが詰めきれていない」と述べ、見直し作業が遅れていることを明らかにした。一月中とされていた正式発表は定例県議会前の今月中旬までずれ込む見通しとなった。
同県は、長良川河口堰(ぜき)の未利用の工業用水を活用することで徳山ダムからの利水容量を現計画から半減できるとの見通しを固めている。
一月中旬、いったん見直し作業を終えたが、その後、国土交通省中部地方整備局が他のダムの供給能力を改定するなどしたため、一部で再調整が必要となったという。神田知事は「県議会までには県としての考えを示したい」と述べた。
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